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インターン前のモヤモヤ解決!札幌学生のための20のQ&A

「インターン申し込みのタイミングは?」「交通費は出る?」「保険って入るの?」
──そんなインターンの疑問をまとめて解消!
このコラムでは、北海道・札幌の学生がインターンに参加する前に知っておきたい20のポイントを、テーマ別にQ&A形式で紹介します。
気になる項目をチェックして、安心してスタートを切りましょう。
📝 申し込み編
Q1. いつごろから応募が始まりますか?
札幌では、インターンシップが年間を通して行われています。
夏や冬の集中開催に加え、春や秋にも短期プログラムや業界研究型の企画があり、一年を通して多くの学生が参加しています。
情報を早めにチェックしておくと、自分の予定や興味に合ったプログラムを見つけやすくなるでしょう。
Q2. 応募に必要な書類は?
基本はエントリーシート(ES)またはWeb応募フォームです。履歴書が求められるケースもあります。
内容は「志望動機」「自己PR」「学生時代に力を入れたこと」など、本選考と似ていますが、インターンでは“学ぶ意欲”を重視する企業が多く見られます。
Q3. 志望動機ってどう書けばいい?
「なぜその業界に興味があるのか」「なぜその企業を選んだのか」「そこで何を学びたいか」の3点を意識すると、説得力が出ます。
企業の情報をあらかじめ調べておき、「HPで〇〇の取り組みに共感した」など具体的な言葉を入れると印象がアップします。
Q4. 何社くらい応募するのがいいですか?
初めての方は3〜5社程度を目安にすると無理なく準備できます。複数の業界を比較するのにちょうど良い数です。
札幌では1日〜3日程度の短期インターンも多く、参加しやすい環境が整っています。
ただし、数を増やしすぎると一つひとつの準備や振り返りが浅くなってしまうことも。「どんな目的で参加するのか」を意識して、自分のペースで応募数を決めるのがポイントです。
Q5. 応募が締め切られていたら諦めるしかない?
いいえ。締め切りを過ぎても、追加募集やキャンセル枠が出ることがあります。たとえば参加者の辞退や受け入れ枠の拡大などで、急に再募集がかかるケースも少なくありません。
また、札幌では夏や冬だけでなく秋開催や通年募集型のプログラムもあるため、諦めずにこまめに情報をチェックするのがポイントです。
💼 参加準備編
Q6. インターンの服装はスーツ?
企業によって異なります。
「服装自由」と書かれている場合は、オフィスカジュアル(シャツ+スラックス/ブラウス+スカートなど)が無難です。
迷ったら初日はスーツで行き、現場の雰囲気を見て調整しましょう。
Q7. 事前にどんな準備をすればいい?
以下の3つを押さえましょう👇
- 企業HPやSNSで事業内容を確認
- 自己紹介と「なぜ参加したのか」を練習
- 当日の持ち物・集合場所・時間を再チェック
不安がある場合は、キャリアセンターで自己紹介や質問の練習をしておくと安心です。
Q8. 事前学習ってどこまで必要?
深掘りしすぎなくても大丈夫ですが、企業の業界全体をざっくり理解しておくことが大切です。
たとえば観光業なら「インバウンド需要」、建設業なら「札幌駅再開発」などのニュースをチェックしておくと会話がスムーズに進みます。
また、企業のホームページで「事業内容」「最近の取り組み」を確認し、気になるキーワードをメモしておくと質問のきっかけにもなります。
Q9. 面接がある場合はどう準備したらいい?
面接がある場合は、形式はオンラインまたは対面で、時間は15〜30分程度が一般的です。
質問内容は「応募理由」「興味のある業界」「学生生活で頑張ったこと」など。緊張しすぎず、自分の言葉で素直に話すことが一番大切です。
オンラインの場合は通信環境やカメラ位置を事前に確認し、対面では身だしなみと姿勢を整えて、第一印象を意識しましょう。
Q10. 持ち物で忘れがちなものは?
筆記用具、学生証、メモ帳、印鑑、身分証は基本セットです。
また、スマホの充電器や予備のマスクもあると安心です。女性の場合は、ストッキングの予備を持参しておくと、万が一のときに慌てずに済みます。
さらに、企業から提示された持ち物リストや案内メールをもう一度確認しましょう。
🏢 当日・期間中編
Q11. 初日は緊張してしまいそう…
ほとんどの参加者が同じ気持ちです。笑顔で「よろしくお願いします」と挨拶するだけでも、相手に好印象を与えられます。
また、名札や資料を受け取る際は「ありがとうございます」と一言添えると、丁寧な印象を残せます。
遅刻・服装・言葉遣いなど、基本的なマナーを意識すれば大丈夫です。
Q12. うまく発言できないときはどうすれば?
うまく話せなくても心配はいりません。「気になったことを質問する」や「しっかりうなずいて聞く」など、前向きに関わる姿勢を見せるだけで印象は十分良くなります。
また、グループ内での進行や意見整理をサポートするなど、言葉以外で貢献する方法もあります。
相手の話をよく聞く姿勢は、社会人になってからも評価される大切な力です。
Q13. グループワークが苦手です…
得意不得意は誰にでもあります。大切なのは「全員でゴールを目指す」という気持ちを持つことです。
メモ係やタイムキーパーなど、自分に合った役割を見つけて取り組むと安心して参加できます。
発言が少なくても、他の人の意見をまとめたり、議論を整理したりする姿勢が評価されることもあります。
「うまく話す」より「チームで成果を出す」意識を大切にしましょう。
Q14. 社員との交流時間で何を話せばいい?
社員との交流は、業界や企業の“リアル”を知る貴重なチャンスです。どんな質問をすればいいか迷ったら、次のようなテーマを参考にしてみましょう。
- 「入社の決め手」や「学生時代にやっておいて良かったこと」
- 「この仕事のやりがい」「苦労した経験」
- 「札幌・北海道で働く魅力」
質問を2〜3個あらかじめメモしておくと、緊張してもスムーズに話せます。また、会話の中で共感したり感謝を伝えるひと言を添えると印象がぐっと良くなります。
Q15. SNS投稿はしてもいい?
基本は企業のルールに従うことが大前提です。写真撮影や内容の公開が禁止されている場合もあるため、事前に確認しましょう。
投稿する際は企業名や個人が特定されないよう注意し、職場の様子や資料が映り込まないよう配慮が必要です。
SNSは発信力がある分、誤解を招く可能性もあるため、「感想を共有する程度」にとどめるのが安心です。
💰 報酬・交通費編
Q16. インターンは交通費が出ますか?
企業や自治体によって異なります。札幌市の「さっぽろ圏UIJターン就職活動支援交通費補助金」や、企業独自の交通費・宿泊費支給制度もあります。
詳しくは【札幌UIターン就職センター公式サイト 】をチェック!
Q17. 宿泊が必要な場合はどうする?
道外や遠方からの参加で宿泊が必要な場合、企業がホテルを手配してくれるケースもあります。
一方で、自分で宿泊先を手配する場合は、領収書の提出が必要になることがほとんどです。宿泊費や交通費が支給されるときは、補助の条件(上限額・期間・申請方法など)を事前に確認しておくと安心でしょう。
また、観光シーズンはホテルが混み合うため、インターン日程が決まり次第、交通と宿泊を同時に確保しておくのがポイントです。
Q18. インターンで報酬はもらえる?
多くの短期インターン(1日〜1週間程度)は無給で行われています。ただし、長期インターンや実務型(2週間〜数か月)では報酬が支払われることもあります。
参加前に「報酬・交通費・昼食支給」などの条件をしっかり確認しておきましょう。
Q19. 保険には入る必要がありますか?
はい、インターン中の事故やケガに備えて、保険への加入はとても重要です。
学生が加入している「学研災(学生教育研究災害傷害保険)」や「学研賠(学生教育研究賠償責任保険)」が適用される学校も多く、追加の手続きが不要な場合もあります。
ただし、プログラムの内容によっては企業側で別途保険加入を求めるケースもあるため、事前に学校や主催企業へ確認しておくと安心です。
Q20. 経費精算や補助金の申請はどうやって行うの?
交通費や宿泊費の支給を受ける場合は、学生本人が申請書類を提出して手続きを行う必要があります。
支給元によって申請方法が異なり、企業や学校が案内するフォームから申請する場合もあれば、札幌市の「さっぽろ圏UIJターン就職活動支援交通費補助金」のように自治体へ直接申請するケースもあります。
どの場合も、領収書や参加証明書を保管し、提出期限を守ることが大切です。申請先や必要書類は、企業・学校・自治体で異なるため、事前に必ず確認しておきましょう。
👉 さっぽろ圏UIJターン就職活動支援交通費補助金(札幌UI就職ナビ)
🔧 トラブルシューティング
- 体調を崩したときは?
→ 無理せず早めに連絡しましょう。欠席理由を正直に伝えれば問題ありません。 - 参加を辞退したくなったら?
→ 日程が合わないなど、正当な理由であれば早めに連絡すればOK。 - 業務内容が聞いていた内容と違うときは?
→ 学校のキャリアセンターや就職課に相談しましょう。学校から企業に連絡してもらえる場合があります。 - トラブルが起きたら?
→ 一人で抱え込まず、必ず学校・保護者・キャリアセンターに相談を。早めの対応が大切です。
まとめ:インターンは“学びの第一歩”
インターンは、就職活動のためだけではなく、自分の可能性を試す小さなステップです。うまくできなくても、迷ったり失敗したりする経験こそが、成長のきっかけになります。
札幌では、地元に根ざした企業から全国で活躍する企業まで、多様な出会いがあります。どの体験も、社会の仕組みや働く人の想いを知る大切なチャンスです。
その日感じた「面白い」「難しい」「もっと知りたい」という気持ちが、将来の進路を考えるヒントになっていきます。
このQ&Aを通して、インターンに挑戦する一歩を踏み出してみましょう。
ここで解消できなかった疑問は、お問い合わせフォームからお気軽にご質問ください。